2009/08/13

ちょっとショック

 プリンスエドワード島ネタを今頃書いたのは,明日早朝から,アリゾナ,ユタ,コロラド,ニューメキシコの四つの州を11日かけて旅行する予定なので,それまでにけりをつけておきたかったから。明日は3時起き。
 それはともかく,ここのところ,グーグラーになっていて,ブラウザもGoogle Chromeを使っているのだが,このブログの表示が,エクスプローラだとずいぶん違っていることに気づいてしまった。ヨリコが,エクスプローラユーザーで,たまたま,このブログを見ているところを横から見たことで発覚。ああ,きっとこのブログを見てくれているほとんどの人が,ひどいレイアウトのものを見ているんだ・・・ だからといってChromeで見たら格段にかっこよくなるわけではないんだけど・・・

プリンスエドワード島旅行記(3)

 というわけで,プリンスエドワード島から,再び,ニューブルンスウィック州へ向かった。天気がよいと,ドライブも快適。 初日に雨の中を渡ったコンフェデレーションブリッジも,帰りは晴天の中。島を出るときにこの橋の利用料金が徴収される。カナダドルで40ドルほど。渡り終えたところにインフォメーションがあるという標識を見つけ,急遽ハイウェーを降りてトイレ休憩することにしたら,けっこうこれが良かった。橋よりも低い場所に休憩所があり,簡単な遊歩道みたいのまで用意されていて,海のすぐそばまで行けた。プリンスエドワード島ももちろん見えた。
 3泊目のセントジョンという町は,reversing fallsという鳴門の渦潮みたいな現象が見られるスポットがあるということなので,チェックインする前に寄ってみることにした。後からわかったことだけど,見に行った時間が割と良かったらしく,大きな渦巻きのようなものを見ることができた。どうも,地形と干満差との関係で,海水が川に逆流してくるときに見られる現象らしい。写真でおわかりのように,実はこの頃霧が発生し始めていた。
 夕食はダウンタウンまで出かけてシーフードを食べたのだが,食べ終えた頃には,すごい霧になっていた。
 4日目はとうとうカナダを後にし,アメリカへの再入国。往復で違う地点で国境越えすることを忘れていたのもあって,いつの間にか国境地点に着いてしまった。カナダ入国に比べてアメリカ入国が厳しいという情報も仕入れていたので,ちょっと緊張しながら入国審査に向かった。自動車のれつもだいこんざつというほどでもなかった。(たぶん)観光ビザでなく,Jビザということで車を降りて室内で待つように言われた。でも,室内は空いていて,家族4人が楽に座れた。待ち時間も意外と短く,あっさりOK。
 その後は,ひたすら自宅を目指してドライブ。天気も再び良くなり,入国審査に時間がかからなくなったことに加えて,時差の一時間ももらえたので(!),予想よりも早く家に戻ることができた。




2009/08/11

プリンスエドワード島旅行記(2)

 プリンスエドワード島は,「赤毛のアン」の舞台となった島として日本人にもよく知られている。とはいっても,そういうことは,ヨリコに聞くまでは全く知らず,彼女の希望がなかったら来なかっただろうし,この島の存在自体を知らないままだっただろう。ともあれ,マサチューセッツのわが家から約1000キロ離れた地に車でやってきて,アンゆかりの観光地を巡ったのであった。右が,Anne of Green Gablesという原題にあわせてモンゴメリーという作者のおばさんの家だかなんだかを小説に合わせて改装した建物らしい。
 着いた翌日に行ったのだけど,この日も朝から小雨が降ったりやんだりとあいにくの天気。ただ,夕方から晴れると天気予報が言っていたので,それにかけて,天気がいまいちの間に,アンのミュージカルを見に行くことに急遽決定。ファーストフードでハンバーガーを買って車で食事。島の中心地のシャーロットタウンに戻ることになった。ギリギリセーフで二時からの開演に間に合った。
 私は,ミュージカルというものは,タモリと同じ理由であまり好きではなく,ほとんど見た記憶がない。というわけで,うちの女性陣はとっても楽しみにしていたのだが,私は特に大きな期待をしていたわけではなかった。ところが,これがけっこうおもしろかった。主役を始め,俳優の演技力もあったけど,わざとらしく歌を歌うシーンが少なかったからだと思う。
 AAAというJAFのアメリカ版の割引が効いて,4人(子ども料金あり)で185.50カナダドル。ざっと18000円くらい。席もけっこう良かったし,最後は,スタンディングオベーションはあるしで,かなりお得感あり。シュントも楽しかったって言ってたし,スタンディングオベーションのときなんかノリノリだった。写真は,ミュージカル終了後,会場を外から撮ったもの。写真でもわかるように,天気予報は当たり! 天気がいいから海岸の方にいってみようということになり,
再び島の北へと車で向かう。
 この島は,土が赤茶色。波も赤茶色に見える。タスマニアに行ったときにもこういう色の川があって,それはタンニンという成分(ワインとかお茶とか柿に含まれる成分)によるものだと聞いたけど,これもそうなのだろうか。
 三日目は,宿をニューブルンスウィック州のセントジョンという町に変えることにしていたので,昼過ぎまで観光。
  天気が悪い時には,ドライブしながら,「天気が良かったらきれいだろうねえ」とか言っていたのだが,本当にそうで,絵はがきにあるような,すてきな景色が満載だった。途中で寄ったグリーンゲーブルズ博物館(白い建物)は,モンゴメリのおばさんの家で,アンではなく作者のモンゴメリにまつわるものが展示されていて,これも期待以上におもしろかった。














プリンスエドワード島旅行記(1) 大雨と豚インフル

 ずいぶん時間がたってしまったが,先月の旅行記を少々。7月24日(金)の早朝5時に家を出て(本当は4時に出るつもりだったんだけど),車でカナダのプリンスエドワード島へ向かった。
あいにくの大雨で,アメリカ国内の運転はけっこうたいへんだった。マサチューセッツを抜け,ニューハンプシャーを少し横切り,メーンを縦断したが,写真を撮る余裕もなし・・・ となり車線を走っているトラックからはねてくる水しぶきで前がぜんぜん見えなくなったり,ている間は運転しにくくってしょうがなかった。上の写真は,カナダ国境直前。左側の看板にCANADAの文字が。けっこう並んでいるようにも見えるが,カナダに入るのは簡単だというウェブ上の噂通り,とっとと進んでいった。                        









 上左の写真は入国審査場(?)。車に乗ったままでオッケー。危険なものは持っていないかとか,そういうことを簡単に聞かれたが,車を検査することもなくあっさりスルー。右は,助手席から自分たちとは別のブースを撮影。本当に小さくて,高速道路の料金所のような感じ。こんなことではあるけど,なんだかカナダに好印象!
 ということで,私にとっては初カナダ。陸路で国境を横断したのは,20年以上前にエジプトからイスラエルにバスで移動したとき以来2度目。とはいえ,今回は自分の車での横断なので,2度目というよりはじめてという感覚が強かった。
 左は,カナダのニューブルンスウィック州からプリンスエドワード島州へわたる13キロもある橋。冬凍結する橋としては世界最長らしい。
 写真でもおわかりのように,再びけっこう雨が降ってきた。プリンスエドワード島に何とかたどり着いたが,途中まで,アメリカ東部時間より一時間早いことに気づかず,ちょっとあわてたが,夕食のレストランも地元のおいしいシーフードの店でたらふく食べることができ,夜9時過ぎに予約してあったB&Bにチェックインできた。レストランでは,シュントがSo good!とかYammy!を連発し,店の人を笑わせていた。
 B&Bでは,受付のお兄ちゃんが地元の大学で日本語を少しやっていたとかで,遅い時間にもかかわらずいろいろと話をした。豚インフルの影響で,日本人観光客が例年の2割しか来ていないらしく,特に,日本語ツアーとかの業者には相当な痛手のよう。毎年恒例のインフルエンザのときには,それこそ欧米よりも鈍感で,風邪の一種くらいに考えているのに,今回の騒ぎは少なくともこちらにいると異常に見える。最近は日本でもインフルエンザのとらえ方が変わりつつあるかもしれないが,それでも,インフルエンザの疑いがもたれる症状だけで,医者のOKがないと学校に来られないとか,インフルエンザと診断されたら一週間は休まなければならないとか(どちらも子どもたちの通っている学校のこと),そういうことはオーバーだと感じるだろう。日本では,この「オーバーさ」を通り越して,学校を一斉に休校にしたり,修学旅行を中止にしたり,海外渡航を禁止したりということになっていたわけだ。関係ないかもしれないけど,高校野球の不祥事のときのような「過剰な連帯責任」の延長のようにも見えた。

2009/08/08

結局たいしたことないことが多い

 先日のCITIの問題も,いつの間にか,WEB上で見られる取引記録も私が理解できる通りの数字になっており,事故の方も,ようやく先方と先方が借りていたレンタカー会社とで話をすることができ,非を認めてくれたらしい。トイレの水は,最初の記事以来二回くらいあふれたが,もう手慣れたものだし(最初のときは水が止まらなかったのでたいへんだったが,その後は水は止まるのでたいしたあふれ方じゃないし!),事故もまあ,車が使えているし,経済的な損失はなさそうだし,トイレもそんなものかと思えばしょうがないかと思えなくもない(苦笑)。
 日本からは,暑い日が続くといった便りが届くけど,こっちは,かなり過ごしやすい。最高気温が摂氏の30度を超すことは数えるくらいだし,夜に寝苦しいということはまずない。むしろ,朝方冷えて寒い日があるほど。最低気温が摂氏15度程度も珍しくない。
 アパートにはプールがあるのだが,とても入りたいとは思えないくらい涼しくても,入っている人がいる。夏を懸命に(といってもゆったりとしてはいるんだけど)満喫しているって感じがする。うちの家族もすでに何度か利用しているが,そして,それは私たちでもまあ入ってみようかと思うような気候のときだが,それでも長時間入っていると寒くなってきちゃうことがほとんど。









 全く関係ないけど,下の写真は,先月の18日,何気なく脇を通った家の近くの公園(Dean Park)の池の噴水がライトアップされたりしていたので立ち寄ったときのもの。他の人がいなかったわけではないが,10人もいなかったと思う。ここの公園にも野球場があったりするし,そんなに利用されていないが,まあ,だから芝生も痛まないんだろうしと思ったりしている。

2009/07/28

つぎからつぎへといろんなことが

 実は,先週の金曜日に,陸路国境越えをして,カナダに旅行してきた。片道1000キロ以上。さすがにけっこう疲れたけど,「赤毛のアン」の島で有名なプリンスエドワード島まで行ってきた。いろいろ楽しい思いをして,それはそれで書いておきたいのだけど,ここでは,まず,楽しくないことから。
 月曜の夜に家に帰ってきて,こちらのCITIの口座をWEBで確認してみたところ,身に覚えのない金額がデビッドカードで引き落とされそうになっていた。日時と場所はあっていて,ガソリン代等に3回使ったのだが,全部金額が大きくなっていたのだ。今朝は,5時くらいに目が覚めた後,そのことが気になって再び眠ることができなくなったほど。
 今日はそれに関して,CITIの担当者とメールでのやりとりを繰り返し,最終的には,電話がかかってきて,近くの支店まで行って,クレームの書類を書くことになった。
 その一方で,先日の事故が尾を引いていて,修理の期間中のレンタカーをどうやって補償してもらうかであちこちたらい回しされている。こちらは,本当は,AAAというJAFみたいなところの会員になることで補償されるはずだったのだが,少なくとも今はそういう補償はないということで,先方の保険でどうにかするしかなくなり,私が入っている保険会社は保険をかけていないことについては何もしてくれないということ。そこで,AAAの補償があると保険加入時に記載していたAIGIS(AIUの関連会社で日本人向けの保険を出している会社)に聞いたら,どうも,AIGISのミスのようで,日本人のオペレータが三者通話に入ってくれた。まあ,私の担当者はいい人なので,それはそれで助かるのだが,相手がレンタカーだったこともあって,最初は,レンタカー会社,次は運転手本人が入っている会社,でもやっぱりレンタカー会社,しかもそれぞれの会社のなかであちこちの部門に回されたりして,しかもしかもその間けっこう待たされたりして,1時間は優に超える通話に。フリーダイヤルではあるのだが,私はフリーダイヤルが無効なケータイしかないし,こちらは送信者だけでなく受信者も料金がかかるし,そういう意味ではお金も馬鹿にならないのだが,それよりも,時間がかかりすぎるのが困る。
 結局わかったのは,先週の段階では,相手がレンタカーを返しておらず,しかも破損がたいしたことなかったためか,レンタカー会社には報告もしてなかったということ。今日,話が進むはずだったのだけど,相手はレンタカー会社に自分の過失については報告しなかったらしく,よくわからないけど,一日たたないと,私のクレーム(?)に対する担当者が決まらないから,また明日電話してくれとか,そんなしだい。
 時がたてばいい経験だったと思うのかもしれないけど,どっちの問題も,私の過失はゼロだし,何で起こるのかよくわかんない上に,無駄に時間を費やしてしまっている・・・
 3月までに日本で終えるはずの仕事が残ってなければ,時間的にも精神的にもずいぶん楽なのだけど,この仕事がいろんなことにズシリズシリと響いている。仕事が残っちゃったのは,私にも問題があることで,そもそもやり始めなければよかったことともいえるけど,一般の会社や組織で言えば,仕事上の大失敗なんだと思う。
 これがなければ,いろんなトラブルをもう少し楽しめる余裕があったと思うんだけど・・・

2009/07/17

交通事故

 ちょっとびっくりするような事故に巻き込まれてしまった。一人で車を運転していて,交差点を通り過ぎようとしたとき。もちろん信号は青。左折レーンと右折レーンもあって,真ん中に直進用のレーンが二車線ある道の左側を走っていた。突如,右側から,左に入ってこようとする車が。後から聞くと,一車線またいで左折しようとしたらしい。しかも,左折レーンにいたトラックのお兄ちゃんが手招きしたから動いたらしい...
 クラクションを鳴らし,急ブレーキも踏んだけど,相手の左前方部が私の車の右前方部に激突。幸い,人身事故にもならず,車のダメージもお互いにそれほどではなかったからよかったようなものの,またしても,そうとうへこんだ。近くにあったバーガーキングの駐車場に二台の車を止め,警察を呼んで,警察がくる間に保険会社に電話をした。保険会社には日本語。それにしても,日本だったら,事故証明をとって後は保険会社同士でやってもらえばいいと思うんだけど,こっちでは,軽微な事故の場合は特に,警察は事故証明は作ってくれない。先方が自分の保険会社にちゃんと言ってくれないと,かなり面倒なことになるみたい。いや,それがわかる前でも,かなり面倒なことが予想され,それが本当にいやだ。追突してきた相手は,人の良さそうなおばあさんだから,たぶんいろいろやってくれると期待しているけど,やってくれたとしても,相手の保険会社から“英語で”電話がかかってくるだろうし,やってくれなかったら,こっちから電話しなければならないし,その後の修理も面倒だし。あーあ。

2009/07/15

はじけることを我慢することと暑さを我慢すること

 ようやく暖かくなってきたはいえ,最高気温はせいぜい摂氏で27,8度。ただ,日差しはきついから,ひなたはけっこう暑い。アパートのプールには人が大勢入っていた。どうやら,こちらの長い冬を我慢した分,一気に「夏」を楽しむということのようだ。気温や湿度からすれば,せいぜい日本の五月って感じだけど。これで,11月にはサマータイムもやめちゃうわけだから,冬は寒い上に日中の時間が極端に短くなるわけだ。こちらに住む日本人の多くが,「冬以外はいいですよぉ」って言うのだけど,このギャップも大きいのかもしれない。
 シュントは,町のサマープログラムに申し込んだうち,サッカーと野球が人数が集まらずキャンセルになってしまったので,民間のプログラムを探し,今週は,9時-16時でサッカーをしている。とはいえ,11歳以下は4人しかおらず,それほど激しく運動するわけではなさそう。こっちは小さい子の場合は特に楽しむことを目的としてスポーツをするし。それでも,今日は日中もけっこう暑かったし,サッカーの後,ハルナのバスケにも同行したのもあってか,そうとうバテたみたい。昨日は女性コーチが早口でいっぱいしゃべったらしく,シュントの様子が今ひとつだったので,今日,早めに迎えに行って練習の様子を見てみたら,なんだか大声で叫んだりして楽しそうだった。4人とは別に練習している12歳以上が十数人いて,その人たちの試合に向かって「シュートをけるな」みたいな柄の悪いことを言っていたようだった。ほとんどことばがわからない中でよくやってるなと感心。
 と書いている間に,「福岡私立全小中学校にエアコン検討,「我慢も教育」の声も」という記事を目にした。
 こういう論理を聞いたら欧米の人はおっどろくだろうなあ。こちらの人が長い冬を我慢するといっても,外ではじけて遊ぶのを我慢するわけであって,家の中で楽しんでいないわけではないはずで,しかも大人と子どもの区別はないし,(たぶん)前にも書いたようにこちらでは子どもが過剰に思えるくらい優遇されているし,同じ我慢でもずいぶん違うな,と思ったしだい。

2009/07/06

フェンウェイパークでマリナーズ戦を観戦


 行ってきました,フェンウェイパーク。天気もよく,絶好の観戦日和。地下鉄の始発駅に車を駐め,地下鉄とはいってもほとんど地上のまんま30分乗ってフェンウェイパークへ。地下鉄の段階からすでにレッドソックスを身にまとった人たちであふれていたのには驚いた。
 早めに着いたので,球場の周りを観光。シュントはすでにMATSUZAKAのユニフォームを持っていたので,それ以外の三人がレッドソックスのTシャツなどを購入し,いざ,球場へ。上の真ん中の写真は,最後の4割打者,テッド・ウィリアムズの銅像。
 中に入ると,というか,通りの一部は,もはや封鎖されていて,仮設の荷物検査と入場口が道路に作られている。つまり通りとその周囲の店はその段階で球場の一部と化しているのだ。
 球場の中は,ビールやホットドッグの店がいっぱい。
 シートからの眺めはまずまず。イチローの背中はよく見えた。

 一回の裏,オーティスの写真を撮ったら,ちょうどそれがホームランになった(下の写真)! その前にペドロイアもホームランを打っていたので,一回に2点先制となった。
 しかし,その後,逆転を許し,4対3で迎えた7回。二死一二塁から,マリナーズのリリーフ陣を打ち込み,一挙に5点。9回には岡島が登場し,イチローとの対決も見られた。岡島が三者凡退に抑え,レッドソックスの勝利! レッドソックスファンとしては,とっても楽しめた試合だった。二連敗の後だったので,溜飲を下げることもできた。
 おそらく20年ぶりくらいの野球観戦だったが,たぶん,鳴り物のない試合ははじめて。観客は,盛り上がってくると,立ち始めるし,いいプレーには拍手喝采に大歓声。選手が登場するときには,いちいち各選手が登録した音楽がかかるが(そしてそれはそれでなかなかおもしろいけど),バットにボールが当たる音はよく聞こえるし,コンサート会場と錯覚するような感じだった。レッドソックスが勝ったのもあるけど,いろんな意味で楽しんで試合を見られたのはラッキーだった。ふだんテレビ観戦の際には大声で応援したりすると注意されるシュントも,ここぞとばかり,大きな声を張り上げていた。前日に作成した,「レッドソックス」「岡島」などと書いた画用紙も大いに活躍!
 試合を見ずにグラウンドに背を向けて応援に専念したりすることもある日本の応援はやっぱりどうかと思うよなあ。鳴り物は鳴り物の楽しさがあると思うけど,私はこっちの方が好きだな。
 最後に,城島の打席とイチロー対岡島の一部のシーンをつなげて動画をアーップ!

2009/07/02

高校の卒業式がテレビで

 こちらのケーブルテレビでは,ローカルの教育専門のチャンネルがあって,さっき,町に一つだけある公立の高校の卒業式が放映されていた。このチャンネルでは,地元の学校のさまざまなイベントが放映されているから,子どもたちの晴れ姿を見ることができるだけでなく,教育委員会の会議が放映されていたりする。たぶんアメリカのって言っていいと思うけど,こういうオープンなところはいいなあ,って思う。自分を振り返ってみて,自分がしている授業のすべてをオープンにしていいかって言われて,どうぞ,って思えるようになったのは,せいぜいこの数年だし,オープンってそんな簡単じゃない気がする。でも,まあ,最初っからオープンだって決められていれば,しょうがないって思えたかな。
 ぜんぜん関係ないけど,今度の日曜日,家族でフェンウェイパークのレッドソックス戦を観戦の予定。相手は,イチローと城島のいるマリナーズ。松坂は絶不調でまた故障者リストに入ってしまったが,レッドソックス自体は絶好調。アメリカン・リーグ東地区の首位を走っている。とくにヤンキースには負け知らずで,何十年かぶりの開幕からの負けなし記録を更新中。こちらに来た当初は,レッドソックス戦のチケットはほとんど取れないと思っていたが,定価で買うことがほとんど無理なだけで,ブローカーから購入すれば取れることがわかった。ブローカーからの購入は,こちらでは一般的とはいえ,席によっては,定価の何倍もするし,家族四人だとその四倍だからけっこうな額になる。
 せっかくだからマリナーズ戦と思っていろいろ調べて,手に入れたのが,右のチケット。定価一枚50ドルを71ドルだから,けっこう割安。
定価は同額でも,ブローカー経由だと,席によって,ぜんぜん売値が違ってたりする。しかもイチローが近くで見られるライト側のまあまあの席のはず。いや,実際に行ってみるまで油断はできない・・・ というわけで,日本時間の7月6日朝9時15分から12時まで,BS1で放映されますので,ライトの方(ホームベースから見ると,ライトのブルペンのすぐ右,ちょっと上の方)に注目していてください(笑)。