2009/04/29

バンザイ,ハルナ

 ついに,ついに,ついに,ハルナが学校のトイレに行けた! 一週間春休みがあったことで,今週の月曜日はいわゆる不登校の子どものような状態だった。帰宅直後は顔が青ざめていて,トイレに直行してたほど。翌火曜日は,意外とけろっとしていてちょっと安心したが,その翌日である今日,現地校11日日目にしてようやく,トイレに行ったのだった。朝,家を出るのが,7時半くらいで,帰ってくるのが3時くらいだから,7時間半もトイレに行かない日が続いていたのだ。本人は,我慢していない,と強がったりもしていたが,ホッとしたんじゃないかな。本人より親の方がホッとしているけど。休み時間は短く,教室移動で時間がとられるらしく,現地の子たちは,授業中や移動の合間に行っているようだけど,ハルナは,どのタイミングでどのように言ったらいいか,がずっとわからなかったみたい。今日は,ちょっと苦手なマンツーマンの教師のときに,きりのいいところでうまく切り出せたみたい。よかったね。
 ああ,それに,今日は,私たち夫婦の結婚記念日でもあった。14回目かな。これから,カジュアルなレストランで食事の予定。いいお祝い(!?)をしてもらった感じ。

2009/04/23

華氏,オンス,フィート,ガロン・・・

 この国は,メートル法をシカトしているので,生活の細かなところで一つ一つ考えなければならない場面が多い。考えるのも面倒になるときも少なくないが,天気予報を気にしていることもあって,華氏にはずいぶん慣れてきた。とはいえ,いちいち換算しているのであるが。華氏32度が摂氏0度で,華氏が18度上がると,摂氏が10度上がるという関係。週末は最高気温が80度を超すらしいが,これは摂氏でいうと25度を軽く超すということを意味する。これは暑い。
 つぎに慣れてきたのがガロンか。水とか牛乳が1ガロン(3.78リットル)で売られていたりする。ガソリンは1ガロンで2ドル前後。つまり,今のレートで1リットルあたり55円程度。3月に来たときの印象は,ガソリンとビールは安い,というもの。マサチューセッツは,さらに消費税が5%で,食料品をはじめ生活必需品は無税になるので,物価が高いという感じはしない。ただ,レストランでの外食は,チップがあるせいで高く感じるが。
 日本政府がメートル法の採用を求めているらしいが,この国が今さら採用するとはちょっと考えにくい。

2009/04/22

ムービングセール

 こちらでは,引っ越す人を中心にして,家具や台所用品など,生活必需品が電子掲示板や新聞で安く売買されている。とくにボストンは研究者を中心に,半年から二年くらいの短期滞在者が多い地域なので,日本語の掲示板でも数多くのセール情報がある。私たちもこれを有効利用させてもらった。ダイニングテーブルといす,デスク,本棚,テレビ台,ランプ(こちらでは背の高い電気スタンドで部屋を明るくすることが珍しくない),電子レンジ,食器多数,ごみ箱,ソファ等々・・・ 4月の最初の一週間は,レンタカーがミニバンだったので,運搬には大いに役立った。ベッドが問題だったのだが,親用のベッドはたまたま同じアパートの隣の建物のデンマーク人から購入できた(120ドル)。かなり重くて運ぶのも大変だったが,ラッキーだったといえる。一番高価だったのが,ハルナのための電子ピアノ800ドル! とはいえ,元が高いものであるし,購入した家族からは他にもいろいろなものをいただいたりしている。
 新品で購入したものは,デジタル対応のテレビ(400ドル)とオーブントースター(17ドル),電気ポット(60ドル)くらい。買い物でもっとも高価だったのはもちろん自動車。2006年モデルのCR-V。3万マイル走ってて,なんだかんだで2万ドルを超した。はじめはムービングセールで日本人から購入するつもりだったのだが,諸条件が折り合わず,結局,ディーラーから購入した。個人売買が盛んなのことも,中古車の値があまり下がらないのもオーストラリアと共通。欧米から見ると,日本が変わっているのだろう。

2009/04/19

ケープコッド


 昨日から子どもたちは春休み。いきなり英語の宿題に追われるハルナと,前向きだけどそれなりにストレスを感じているらしいシュントに,何がしてあげられるだろうかと考えた。二人とも体を動かすことが好きなのに動かせていない事態を重視して,四人の水着があることを確認して,プールのある宿を探してみた。今泊まっているハイヤニスの宿は,波のプールとウォータースライダーがあるということだったので,ネットで予約し,日本語学校から直接ハイヤニスまで来た。ハイヤニスはケープコッドという,マサチューセッツの別荘地の玄関口のようなところ。今日は,岬の先端にあるプロビンスタウンまで行って,大西洋を眺めてきた。私にとっても初の大西洋。干潟の間を岩の遊歩道のようなものがあって,2時間くらいそこを歩いたり,ビーチで軽く遊んだりした。風が強くて寒かったけど,観光客もそれなりにはいた。
















 宿に戻ってプールにも入った。けっこうな運動になったのもあって,子どもたちも喜んでくれた。シュントはThank youをはじめ果敢に英語を話すし,ハルナも昼食時に英語で砂糖を店員さんに頼んだり(ヨリコから言い方は聞いた上だけど),なかなか頼もしい。もうすこし慣れてきたら,大人たちも自分たちの仕事に集中できるだろう。

2009/04/16

サマータイム

 3月(厳密には2月28日)に夫婦で来たときは,いきなりの大雪に見舞われた。あっという間にさらさらの雪が2,30センチ積もった。でも,そのおかげで,一軒家は雪かきがそうとう大変そうだと判断し,短期間でもあるし,アパートにしようと決め,その後は,とっととアパートを回って,今のところに住むことになった。それはともかくとして,一週間後にヨリコが帰って一人になってから,シャワーの修理に来たおにいちゃんたちがいやに朝早くから来るな,と思ったり,クラークの国際交流室みたいな組織にいる日本人の方が勤務時間終了のちょっと前にはすぐに帰っていたり,と,あれ,と思いつつも,まあこういうものかと思えることが続いた。で,翌日にその日本人の方に昼頃会いに行ったら,「こういうもの」ではなかったことが判明! 実は,3月の第二日曜からサマータイムが始まっていたのだ。ということで,大雪はサマータイムが始まる前ではあったが,サマータイムが始まってからも小雪がちらついたりする日があったりして,どこが「サマー」だよ!って感じ。今週になってから天気がいい日が続き,だんだんあったかくなってきたが,この時間で夕焼けだったりするから,油断すると,あっという間に時が過ぎてしまう。

2009/04/14

子どもは大変

 異国で生活するのは,親はもちろんのこと,子どもはもっと大変。そのうち子どもの方が慣れちゃうのだろうけど,最初はしんどいだろうと思う。とくに,うちの子たちは現地校に通っているので(というか,日本人学校が近隣にないので,現地校に通わざるを得ない。土曜日だけ,ボストン郊外にある日本語補習校に通っている),英語がほとんどわからない彼らは戸惑いの連続だろう。4月1日の夜にこちらに来て,翌日から,ムービングセールで手に入れた家具を運んだり,私たち夫婦の大学での手続き,子どもの学校入学の手続き,インターネットやケーブルテレビの契約と工事,等々に追われ,多い日は百マイル以上車を走らせていたはずだ。本当は,6日の月曜日から学校に行かせようと思っていたのだが,学校に通うには必要な予防接種があり,それを受けるまでは通学できないということで,7日に教会に併設されている医者に行って予防接種を3,4本(!)打ち,晴れて8日から通学となった。2年生に入ったシュントは,「おもしろかった」と言って帰ってきたが,別の学校(middle school)の6年生に入ったハルナは,ちょっとへこみ気味だった。ランチの時間が短くて,全部食べられなかったり,トイレに行けなかったりしているらしい。宿題もいっぱい出て(もちろん英語で),両親で手伝ってなんとかしている。

2009/04/13

あっという間に時が流れ

 はや,4月の13日。昨日は,イースターだったらしい。ショッピングセンター(わが家の近くには郊外型のショッピングセンターがいくつもある)の駐車場がガラガラだった。一方,住宅地を車で走っていると,車が何台も止まっている家が多く,おそらくあちこちでホームパーティーが開かれていたのだと思う。
 そうそう,私は3月から研究休職をしていて,マサチューセッツ州のクラーク大学に在籍中。3月初旬に夫婦で一度やってきて,アパートを見つけ,いったん日本に帰って,4月1日から子ども二人を連れてやってきた。書きたいことがいっぱいあるのに,あまりにやることが多すぎて,ぜんぜん書けてない・・・
 写真は,4月最初の一週間をともにしたトヨタのSIENNA(エスティマ)。うしろは住んでいるアパート。

2009/04/04

初ブログ

 マサチューセッツに入って,はや4日。マサチューセッツは,大きな山のある場所というインディアンのことばらしいので,それにちなんだブログのタイトルをつけてみました。さて,これからどのくらい書くことになることやら・・・