2009/11/26

サンクスギビングって元日といっしょ?

今日はサンクスギビングデー。昨日から子どもたちは5連休。いち早くインフルエンザになったシュント以外の3人が体調を崩していて,特にハルナは熱も出ている。

ところで,この連休は,親戚中で集まってビッグディナー(!)を食べるということ,幹線道路が大渋滞(いわゆる帰省ラッシュみたいな感じ?)になるということは聞いていた。でも,私たち家族にとってはあまり関係ないこと・・・と思っていた。
ところが,ちょっと買い物と思って,シュントと出かけたら,ありとあらゆる店が閉まっているではないか! ふだんは24時間営業しているスーパーも,DIYの店も,はてはマックやファミレスまで。開いていたのは,ダンキンドーナッツとCVS,Walgreensといったドラッグストアくらいか。ああ,あと一部レストラン。

親戚が集まることとあわせると,元日が一番近いかって思ったしだい。
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2009/11/14

インフルエンザとアメリカの病院

 先週の金曜日,学校から帰ってきたシュントが寒いとか言って少しおかしい。熱を測ったら38度を少し超すくらい。39度までいってなかったのもあり,一晩様子を見ることに。翌日,ハルナだけを連れて日本語学校へ。その間,熱が40度までいってしまい,日本語学校から戻るなり,ヨリコがかかりつけ医に電話。すぐに返事が来るはずなのに来ない。しかも,それが二度。しょうがないので,たまたま聞いていたウォークインという形式のアポなしの病院に行ってみることにした。

待合室で待っている間にかかりつけ医の病院から依子宛に電話が。そしたら,明日日曜ならアポが取れるとか,ずいぶんのんきなことを言っているらしい。すぐに来いということなら,そっちに行こうと思ってもいたが,それならもうこのまま待とうと言うことに。

待つこと2時間近く,時計は7時を回っていた。口で測る体温計になれていないせいか,熱があまりないみたい・・・ ま,とにかく,インフルエンザの検査をした。これが目的みたいなものだし。と,ところが,検査結果が出るのが翌日だという!!

日本だと,発症して48時間以内にタミフルを飲まないと意味がないということになっていたはずなので,これにはちょっとびっくり。仕方なく,医者のアドバイスにより解熱剤を購入して,その日はそれを飲ませて寝ることに。

翌朝,ぐっしょり汗をかいたシュントは,37度前半にまで回復。残念ながら,その日のロードレースにはハルナだけが参加。シュントは,熱が下がったから走りたいといってたけど,当然無理・・・

ロードレースのスタート直前くらいに,検査結果の電話があり,陽性だったとのこと。薬を処方するから希望の薬局に処方箋を送っておくとも。まあ合理的。

で,薬局で渡されたのがタミフル。

熱が下がっていても飲むべきなのか? こちら(すくなくともShrewsbury)では,24時間以上解熱剤を使わないで38度未満であることが,インフルエンザ(に似た症状)の子どもが学校に戻れる一つの基準なので,一応ドクターに聞いてみようと思い,例のウォークインの病院に行ってみた。しばらく待つと,診察したのとは別のドクターがやってきた。解熱剤を飲まずにすでに24時間たっていて,36度台(実際にはこれを華氏に変換して言った)なんだけど,タミフルを飲む必要があるのか,と聞いたら,このまま下がっていれば,火曜日からは学校に行ってもいいけど,タミフルは5日分最後まで飲ませるべきだという。

何となく合点がいかなかったので,その後,セカンドオピニオンとして薬剤師にも聞いてみた。そしたら,タミフル5日分飲むだけでなく,その間学校に行けないとまで言われた。

もちろん,熱が下がったからと言って,体内にウィルスが残っていることは確かだろうし,タミフルの効果はそういう意味ではあるのかもしれない。でも,熱が下がった段階では体力も回復してきているんだから,自然治癒と限りなく区別がつかないんじゃないだろうか。

結局,ドクターの指示に従い,月曜日は学校を休んだが,タミフルは,一度こぼしちゃったのもあって(苦笑),5日分飲みきらなかった。そうそう,9歳の子どもに処方するタミフルは液体なのでした。
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2009/11/11

修理中のレンタカー費用

うちの財務を担当しているので,時々,いくつかのカード会社のサイトの中の利用実績などをのぞいているのだが,最近,そのうちの一つでEnterpriseというレンタカー会社から10月14日に454.38ドル引き落とされていることに気づいた。ああ,きっと前日になってキャンセルした分のキャンセル料がかかっちゃったのか,と思ったのだが,金額がいまいちすっきりしなかったので(つまり,100%とか80%とかそういうのではなかったので),念のため,メールを書いて問い合わせてみた。

そしたらなんと,例の事故の修理の間に借りていたレンタカー費用だということが判明。それだったら話が違う! こちらに非のない事故だし,その間のレンタカー費用についてはいろいろあったけど,結局私の負担はないということになっていたはずだった。でも,その「いろいろ」が問題だったのだ。

「いろいろ」とはこういうことだ。まず,この4月からの生活のために保険に加入したのだが,年度末のバタバタというのもあって,結局,いろんなところで推薦されているAIUの海外旅行保険を選んだ。AIUは自動車保険もやっているのだが,マサチューセッツの場合,AIUの勢力が弱いのか,自動車保険はCommerceという保険会社を推薦される。で,その自動車保険のオプションの中に,修理中のレンタカー費用は,AAAという米国版JAFに入っていれば,自動的に加入される,と「日本語で」書かれていたので,そのオプションをつけていなかった。

ところが,いざ,AAAに確認すると,そんな特典はないことがわかり,こちらのAIUの担当(AIGISと呼ばれている)も大あわて。私も最初は,事故のショックとその後の英語でのやりとりの面倒くささに気を取られていたのだが,これはおかしいということで,AIGISの担当者にいろいろ強めの疑問と要望を伝えた。この段階では,まだ,どちらが修理費用をどのくらい持つとかの査定結果が出ていなかったので,AIGISも担当者の上司まで出てくることになり,Commerceあるいは,その代理店のBoyltonと交渉をしてくれ,私の負担になることになっても保険会社で負担するということで落着した。

この間,相手方の保険会社やら,相手が事故の時レンタカー使用中だったこともあって,レンタカー会社やら,こっちの保険会社や修理工場やらと,電話やメールでさんざんやりとりした。イエデンを持ってないので,ケータイでやりとりするのだが,ケータイだとフリーダイヤルが無料にならないので,相当電話代がかかった。保険会社とか,あちこちの部署に回されることも少なくなく,時間的コストもかなりのもの。

こういう経緯があったので,「このレンタカー費用は何かの間違いではないか」って相手方の保険会社の担当者にメールを書いたら,「15日までしか払えないし,なぜ4週間もかかったのかをあなた側の保険会社に尋ねたけど,ちゃんとした答えがなかった」とのこと。それにしても,請求書もなしに引き落とすって・・・

それより問題なのは,私が加入している保険会社。私が指摘しなかったら,知らなかったふりをするつもりだったのか???? どうも,必要部品の納入に予定外の時間がかかったとかで,修理工場と保険会社で私の負担分を折半しようかということになりつつあるらしいが・・・ 修理工場がのんびりしていたことは確かで,ある時点で,いつ頃になりそうか,と問い合わせたときに,担当者が休みだから,みたいなのんきなことを言ってたっけ。

本当に油断も隙もありゃしない。
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2009/11/06

シュントのサッカーシーズン終了

10月31日にシーズン最後の試合があった。あまり強くないチームが相手だったので,7対1の大勝。なんとシュントがそのうちの2点を決めた。一つはセンタリングにうまく飛び込んだシュートだった。ジャグリングも最高で51回までできるようになったし,それなりに上達したかも。11月中にトーナメント戦やインドアサッカーの可能性もあったのだが,人数が集まらなかったようで,できないことになった。つぎは早くても年明けのインドア。12月からバスケをすることにしておいてよかった。

それはそうと,サッカーの試合で驚いたのは,相手チームが弱くて,途中で6点差をつけたら,ゴールはそれ以上決めないようにするという紳士協定があるということ。どうやって点を取らないようにするかについての例まで,各チームのコーチには伝わっている。親には分からないようにやるとかまで伝えられている。今回,伝わっちゃったけど。とにかく,スポーツマンシップということらしい。

ただ,3年生や4年生だと,点を取らずにパスを回したり,わざとシュートを外すという課題は難しい。たんにだらけちゃうだけになってしまう。日本だったら(八王子は少なくとも),完膚無きままにたたきつぶすみたいな感じだったので,ずいぶん衝撃を受けた。
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2009/11/03

5km走った

子どもたちがこっちに来て少しでも慣れるようにと思って,Shrewsburyでのロードレースに初めて参加させたのが5月3日。スポーツは好きだし,ロードレースは日本でも3月に走ってるし,ことばが通じなくても,友だちとスポーツでつながれるといいなあ,と思っていた。残念ながら,5月と,その後の7月のロードレースでは,クラスメートにも会えず,目論見はそんなにうまくいかなかった。

ところで,5月は,最初だというのもあって,5kmではなく,fun runという1マイルの方に参加したのだが,子どもたちにとっては楽勝だったのと,商品が5kmの方が断然よかったのもあって,7月は,5kに参加した。7月は各部門の1位しか商品がなかったので,2位だった二人は結局何もなし。

で,来週の8日,久しぶりにロードレース。これまでのレースでは車での下見くらいしかしてなかったので,今回は一回走ってみたらいいということで,父親伴走で走ることになった。3月の段階で,ハルナにはぜんぜんかなわず,シュントにも追い越されそうな感じだったが,こっちに来てからは運動不足を自覚していたので(何せ車での移動ばっかりだし),とにかくゆっくり,お父さんを抜かさないこと,と約束してスタート。

アップダウンの激しいなかなかいいコースなのだが,自分で走るとなるとそりゃもうたいへん(苦笑)。最後の上り坂は,子どもたちが,「先に行っていい?」と聞いてきて,「いいよ」と答えざるを得ないほど,体全体が重たかった。そういえば,これまで5km走ったことはなかったかもしれない。走った後は,そりゃ気持ちいい。水をがぶ飲み。心地よい筋肉痛。

これらのロードレースは,それぞれ主催が違っていて,最初のは教育委員会,今回のは退役軍人たちの組織っぽい。どれも参加費を25ドルくらい取って,一部が寄附になる仕組みというのは共通。2500円の参加費っていうと高いし,きっと日本だったら参加させないだろうけど・・・
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ハロウィンのケーキ

実は,ヨリコがハロウィンのときに,ハロウィン用のケーキを買ってみんなで食べようとしていたのだが,ハロウィン当日に買い忘れ,翌日にスーパーとかを探してもなかった。昨日,以前から行ってみようと言っていた隣町のスーパーに行ってみたら,なんと売れ残っており,記念に購入。なんと3.99ドル。オレンジのカボチャの顔のものと迷って,こっちにした。こっちのは,食べ物の色じゃない,というのが大きな理由。


消化されるとこの色はちょっと濃い緑に変わることが判明(笑)。
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2009/11/02

ハロウィン!

一昨日10/31は,アメリカ名物のハロウィン。ヨリコはずいぶん前からいろいろ予習をしていて,大きなカボチャ(本物だけど食用ではない),カボチャの電飾,Happy Halloween!とかかれた玄関に飾るプレート,それから,かかしの人形などを買って,二,三週間,家のベランダなどにセッティングしていた(写真は玄関前)。

家に来るか来ないかもわからないまま,とりあえず,ジャンキーなキャンディやチョコなども数日前に購入。

ハルナとシュントは日本語学校で一緒の近所の子たちに誘われ,そっちの家の周りを回ることになっていた。ハルナは魔女に,シュントは海賊に変身。友だちの家に行く前に,アパートの管理室でもtrick or treatができるとのことなので,そこで,同じアパートに住む日本人家族とともに予行練習。5時前後には,スパイダーマンやらバットマンやら,いろんな出で立ちの子どもたちが,うろうろし始めていた。5時半くらいには,アパートの近隣の家2,3件でも実践! たっぷり,お菓子をもらっていた。なかには迎える家の大人たちもすごいかっこうしている人もいる。中には電飾つけた人までいるらしい。ここまでは,ヨリコと私も尾行。一応,子どもたちだけで歩かないように,という指導は学校から入っていたし。


6時前,ハルナとシュントがヨリコの運転で出かけていき,私は家で留守番。ほどなく,3人組の子どもがやってきて,"trick or treat!"。大きなボールに入ったお菓子をガサッと一つかみしていった。と思いきや,もう一つかみ容赦なく来たので,もうおしまいって言っちゃった。立て続けに,7人,2人とやってきたが,その後はほとんど来ず。ヨリコが車で戻ってきてから,たぶん一度来た子たちの一部がもう一度やってきたくらい。アパートの三階はやっぱり来づらいんだろう。

ヨリコが,近所を見てきた方がいいというので,近所を一周してきたが,家によってはそうとう気合いが入っていて,スピーカーを使ってお化け屋敷風の音楽を流している家もあれば,大パーティーをして大騒ぎの家もあった。

少なくともこのあたりでは,家の電気をつけていることが,trick or treatに協力するという目印。なかにはこういう習慣をいやがる人もいるらしいが,個人的には,かなり気に入った。治安が良くないと難しいだろうけど。
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