2010/01/29

フロリダとカリブ(3)

さて,26日の朝,宿でおみやげを買って,11時前に予約していた大きなタクシーにのって,クルーズ船の待つポートカナベラルへ。1時間ほど乗って,港に到着。途中,タクシーの運ちゃんと私の誕生日が同じであることが発覚! 1月1日! なんでも,誕生日だとディズニーワールドにただで入れるとか。で,誕生日に行くって話から,元日の誕生日が発覚したのだった。

港はクルーズ船が何隻か停泊していた。私たちが乗るカーニバル社のドリームはその中でもたぶん一番大きかった。チェックインの荷物は,タクシーを降りるとすぐに運んでくれ,手荷物をもって,チェックインの建物へ進む。アメリカ国外に出ることにもなるし,要するに空港と同じ。っていうか,飛行機よりも船のが先か。4時出港で,3時間前には港に着くようにということだったが,12時の段階でもうかなりの人。チェックインを終えて,いざ乗船!













部屋がすぐには使えないので,その間,昼食をとりにレストランへ。そうそう,クルーズ船では,食事は料金に含まれているので,事実上食べ放題。だから,ケチ根性が働くと,おなかが苦しくなるので,気をつける必要あり。アルコールと,なぜか炭酸系の飲み物が別料金。寄港地でのツアー二酸化する場合はもちろん別途ツアー料金が必要。それから,面倒なのがチップ。それこそ面倒じゃないようにって,一日一人10ドル(!)が自動的に引き落とされる仕組みになっているのだが,お気持ちしだいで上げ下げができることにもなっていて,結局めんどうなんじゃん,って感じ。

ドリームはカーニバル社の中では最大の13万トン,乗客定員3636名,乗組員数1369名。クルーズ船は,移動するホテルなどといわれるが,まさにそんな感じ。5000人もの人が同じ空間を長時間共有するのだから,乗客を飽きさせない工夫は満載。ウォータースライダーを初めいくつかのプール,ジャグジー,ミニゴルフ,バスケコートといったアウトドア系だけでなく,ショーを初めとするアトラクションの数々,大人専用のスペース,スパ・・・ レストランや,バーも複数。アトラクションは同一時間帯に二つ以上ということが多い。そうそう,エレベーターもいくつもある。中には,きらきら光ったエレベーターもあって,子どもたちのお気に入りになった。




しばらく船内を散策し(13階までのエレベーターがあるくらいだから,客室が多いとはいっても,何がどこにあるかをざっと見ておくだけでけっこう時間がつぶれる。),客室に入れるというアナウンスを聞いて,客室に向かった。客室はちょっとだけ贅沢して,ベランダ付きの部屋。暇なときとか夜に,簡単に,海を眺めながら外の空気を吸えるのがいいかなって思ったわけ。まあ,でも,結局,けっこう忙しくて,ベランダでゆっくりするときってあんまりなかったけど・・・

部屋は基本的に二人用なんだけど,ソファーをベッドにしたり,二段ベッドにしたりして,3人,または4人一部屋にすることもできる。収納や机に洋服やその他諸々をうつして,船での一週間(7泊8日)の生活が始まったのであった。

2010/01/18

フロリダとカリブ(2)


25日のクリスマスはハリウッドスタジオ。ここは,アトラクションよりもパレードやショーが見ものって感じ。さっそく,子どもがダースべーダーと戦うための剣の使い方の講習みたいなところに行ってみた。ところが,シュントは参加しない,と。両親と姉の説得にもがんとして応じず。やむなく,他人の子どもたちの様子を見ることとなった。




その後,ダンスショーやら,スタントショーやら,パレードやら,美女と野獣のミュージカルやらを見て,日中を過ごした。パレードでは,途中,踊っているお姉さんが子どもたちを巻き込み,今度はシュントもそれに応じ,いっしょに踊った。ちなみに,かぶってる帽子はサンタの帽子。

スタントショーはなかなかのもので,すごい迫力。いくつかタネを教えてくれたりしたのもよかった。たとえば,バックで猛スピードかつ巧みなハンドリングと思わせていたウラには,そもそも運転席が外から見ればリアシートの方についていたり。もちろん,そうだとしてもすごいんだけど。

夜のファンタズミックというショーで席を確保するために,昼食は(昼にしては)ちょっと高いレストランでとった。それでも早めに行った方がいいと言われていたので,ちょっと早めに行ったけど,確かにすごい人の数。

おもしろかったのは,ショー本番までの退屈しのぎ(?)に何となく始まったウェーブがえらく盛り上がったこと。子どもたちはずいぶん喜んでいた。

前日の花火に比べれば,ファンタズミックは,ショーの要素がもちろんあったけど,光と火と水を使って,これでもか,と見せつける感じはちょっと似てた。けっこう前の方で見たので,水しぶきが飛んできた。夏だったら気持ちいいのだろうけど,


ショーのあとは,電飾で埋め尽くされた建物の間を歩いた。やはり,その規模の大きさには圧倒されるが,色づかいとかについては,私たち日本人にはどうかな,と思う節あり。いや,日本人を私たちが代表できるかというのはもちろんあります,はい。

午後から,東京にもあるタワーオブテラーに,ヨリコが乗りたいと言っていたのだが,他の三人が今ひとつ。私がまず妥協し(並ぶ時間がだいぶ短くなってたし),つぎにハルナが妥協。しかし,シュントはいやだといって拒否。「おかあさんはもう二度とここに来られないかもしれないのに」と必死に説得するもやはり拒否。しょうがない,帰るか,という雰囲気だったのだが,別のアトラクションとどっちかに乗ってから帰る,と無理やり決定し,おそらく別のアトラクションは前日酔ったのと似てる,という説明(多分そうだけど不確か)でシュントもとうとう折れる。

乗ってみたら,意外とおもしろいアトラクションだった。シュントも予想以上に楽しかった様子。なんと言っても,遅い時間だったせいで待ち時間がなかったのがよかった。

当然ヨリコも満足し,いい雰囲気でバスに乗り,宿に戻ってゆっくり夕食をとった。たぶん9時を過ぎてた。途中小雨もぱらついたけど,それなりにディズニーワールドを満喫したかな。 


2010/01/12

フロリダとカリブ(1)

クリスマス休暇に,家族でディズニーワールドとカリブクルーズ11日間というちょっと贅沢な旅行をしてきた。

出発は23日。この日,子どもたちの学校が終わり,夜の便でオーランドへ。ディズニーワールドへは専用のバスで移動。これは,ディズニーリゾートのホテルの宿泊者専用。とはいえ,とてつもなく規模が大きいので,ホテルも10軒以上あるし,敷地は山手線の内側を軽く越す広さらしい。バスに乗ったすでに夜の11時を回っていた。


宿泊先はディズニー・オールスター・スポーツというところ。ディズニー系では最も安く泊まれるところ。写真は中庭みたいなところ。

チェックインが深夜の12時を回っていたので,ビールを売っている店も閉まっており,アルコールなしで就寝。

ディズニーワールドはざっと言って4つのパークから構成されているのだが(おっきなプールとか入れるとさらにもっとある),丸二日の予定の私たちは,東京のと似ていると思われるマジックキングダムと,なんちゃってサファリのアニマルキングダムを避け,エプコットとハリウッドスタジオに一日ずつ割くことにした。

24日はエプコット。まず,ミッションスペースっていうアトラクションに乗ったが,ヨリコ以外はけっこう酔った(苦笑)。クリスマスイブということもあってか,午後になるとかなり混雑してきて,東京並みの待ち時間(笑)。ファストパスをとっていたテストトラックというやつはみんなが楽しめた。私やシュントは実際に動いているものだとほとんど酔わない。同じ場所にいて,人工的に重力をかけられたりするのに弱いらしい。

午後は,ワールドショーケースという,万博の各国のパビリオンみたいなところを巡り,夕食は,子どもたちのたっての希望で,日本館で日本食をとった。






夜のリフレクションオブアースというイベントを見るために,早めに場所を確保。花火とレーザー光線を使ったなかなかのイベント。花火については,予想通り,ただ乱発という感じではあったけど。

終わる時間もけっこう遅いし,アトラクションも必ずしも子ども向けとは言えず,東京とはちょっと違うと感じた。