2009/06/25

やっぱりスポーツは楽しむものなのね

6/15に書いた,バスケに関する私の読みはたぶんハズレ。昨日,ユースバスケ6年から8年の週一のプログラムの初日,高校に行ったのだが,あいにくの雨。でも,雨のおかげで,本来なら屋外のコートの予定だったのだが,体育館でできることになった。その体育館のすごいこと。周囲は200mくらいのトラックになっていた,バスケのコートがなんと4面もとれる。学校の外観もすてきなのだが,もう,そのすごさに圧倒された。
閑話休題。週一で一時間のプログラムで何をやるかと思ったら,ただひたすら試合。先日のテストで4チームに分けられていて,8分クォータの試合をしたのだ。ハルナは,ことばのハンディをものともせず大活躍! ランニングシュートを決められる子はハルナくらいしかいないので,もう,とにかく目立った。28点のうち20点くらい取ったかな。そうそう,私の読みが外れたと思うのは,結局,6,7年生の女子のバスケのレベルってこんなものかもしれないということ。男子は全体的にレベルが上だとは思ったけど。なんか,バスケのレベルにとどまらず,実態としては男女の違いがすっごくあるように思えることがよくある。ともあれ,ひょっとすると,ごく一部,マサチューセッツのクラブチームとかに入っている子はいるかもしれないが,おそらくいてもごく限られているんじゃないかと思う。

サッカーでも何でも,日本は小さいうちは非常にレベルが高いと言われることが多いと思うが,女子バスケもそうかもしれないということなのだ。別にハルナは八王子で傑出していたわけではないし,八王子のトップ10人がこの町に来たら,そのままトップの10人になるんじゃないかと思う。
おそらく,受験,先輩後輩関係,根性主義,みたいなものが,その後の日本の子どもたちの成長の芽を摘んでしまっているのではないだろうか。こないだも書いたことだけど,とにかく,コーチは誉めるし,練習といえばまずシュート練習だし,何より,インフラの充実ぶりが半端じゃない。「本格的な設備でとにかく楽しむ」
もちろん,全米の高校があんなに恵まれているとは思わないし,現に日本語学校で使っているメドフォード高校はそんなにすごいとは感じない。Shrewsburyの高校は山奥にあるし・・・ それでも,八王子の山奥にある大学より恵まれてるだろうなあ。
とにかく,その気さえあれば子どもたちは本当に気持ちよくスポーツができると思う。ひょっとすると「学力」にかんしてもも同じことがいえるかも,なんて思ったりした。
下の写真は,陸上競技場,屋外のバスケコート,サッカーでもラクロスでも何でもできそうなコート。その他,外野フェンスのある野球場ももちろんあったし,しかも芝生だし,もう,打ちのめされた。

2009/06/20

今日から子どもたちも夏休み

 昨日,子どもたちはそれぞれに通知票らしきものを持って帰ってきた。日本と違って,通知票という特別な書類があるわけではなく,ふつうのレターサイズの用紙に何枚か印刷したものをホチキス止めしてある。一番下の写真は,表紙にあたるページをスキャンしたもの2人分。
 二人とも,日本で言うところの国数理社(English/Language Arts; Mathematics; Science; Social Studies)の4教科があって,その他,音楽(General Music),体育(Physical Education),健康(Health)が共通。シュントには,その他に図工(Visual Arts)が,ハルナにはパフォーマンスグループ(Performance Groups),ドラマ(Drama),コンピュータ能力(Computer Competency),外国語(Foreign Language)があった。実際には,外国語の授業の時を始め,ESL(English for Second Language)という英語を母語としない子ども用の英語の授業があって,それの成績も出た。その分,ハルナのばあいにはパフォーマンスグループ(簡単なミュージカルのようなものみたいだけどドラマとの違いがどうだとかよくわからない)など成績のついていないのもあった。
 どの教科も4段階評価,観点別評価のみ(つまり数学で一つの成績はないということ)で,1.5,2.5,3.5もたまにある。
 そして,生活習慣みたいな欄もやっぱりあって,それは,C(Consistently), U(Usually), S(Sometimes), R(Rarely)の4段階評価。
 この3ヶ月弱,英語がほとんどわからない中で,二人ともそれなりによく頑張った。ハルナなどは,日本では算数が苦手だったが,唯一ことばがわからないのに答えが出せるということで,4月には「マスがおもしろい」と言っていた。成績もそれなり。引っ越してきたばかりの外国人ということで甘くつけてくれているのかもしれないが。
 一部で進級できないのではと言ってくれた日本人の方もいたが,無事進級。実際問題,英語ができないから進級できないのだとしたら,二人とも小学一年生以下ということになっちゃうし,数学・算数は日本の方が進んでいるくらいだから,学校の判断も難しいかもしれない。
 印象的なのは,シュントがもらってきた担任の先生からクラス全員宛のメッセージ。
 とにかく,みんなと一緒にやれてよかった,みんなよく成長した,等々,ひたすらポジティブなコメントが並んでいる。通知表のコメントも誉めまくっているし,あっても前向きの課題だけ。日本だったら,もちろん誉めるのと思うが,たとえば,もう少し落ち着いて話を聞けるようになるといいとか,なんか少しはできなかったことができるようになることを求めるようなコメントを書きそうなもの。
 アメリカの教育が日本の教育より全面的にすばらしいと思っているわけではないけど,少なくとも,自分自身の子どもや学生への対応を考えると,あこがれると同時に,相当な距離感を感じる。
 そういえば,今日,日本語学校で聞いたのだが,来週いっぱい授業がある地域もあるようだ。雪による休校でShrewsburyはたしか4日延びたのだが,もっとたくさん休校が出ていた地域があるということだろう。
 さて,これから長い夏休み。町のプログラムには参加させることになっているが,送り迎えはしなければならないし,どれだけ私たちが自分の時間を確保できるか不安ではある。

2009/06/18

ミドルスクールのフィールドデイ

 昨日は,ハルナのフィールドデイ。ここのところ,毎日曇りがちで雨が多く,梅雨のような天気だったが,昨日は梅雨の晴れ間という感じで,朝から快晴。
 両親そろって見学に行っていたのは私たちだけだったろう。ボランティアの保護者10名程度と,数名の参観者というところか。午前が5年生で午後が6年生ということだったので,12時ちょっと過ぎに会場の公園まで行ったが,すでに6年生の競技が始まっていた。ま,とはいっても,シュントのときと同じく,いくつかの競技を同時並行で行っていて,きわめてリラックスムード,エンジョイムード満載。シュントのときと違っていたのは,競技がすべて集団競技で,一見クラス対抗戦になっているようにも見えること。勝てば喜び,負ければがっかりなのだが,別に記録を取るわけでもなく,ルールもかなりいい加減で,勝ったのはずるをしていたからというケースも珍しくない。
 おもしろいことはいっぱいあったけど覚えていることをとりあえず二つ。
 一つは,野球のピッチャーになって投球をスピードガンで測るという競技。あ,これは個人競技だけど,チームごとにまとまって動いてはいた。で,そのスピードガンは,警官が持っている。警官がフィールドデイに協力しているのだ。ふだんはそいつでスピード違反の取り締まりをしているのだが,子どもが投げるたびに「Twenty-five」とか「Forty」とか,計測結果を口頭で言ってくれる。
 もう一つは,二人三脚のリレー競技とかで,自分の出番が終わると,他のチームメートが競技中にもかかわらず,木陰に行って水を飲んだりしてること。競技を見ていないことすらある。
 その他,やりたくなければ無理して加わらなくてもいいこととか,子どもたちの水の入ったペットボトルが芝生に散乱していること(これはシュントの時に見てたので驚かなかったが)とか,日本の先生や保護者が見たら間違いなく注意したり,声をかけたりするであろう事態が,とくにどうということもなく,あたり前のように展開していた。
 ずいぶん慣れてきたつもりでも,まだまだアメリカンにはなれないなあ。ならなくっていいって?

2009/06/15

バスケのテスト

 昨夜,子どもたちの夏のプログラムの一つ,ハルナのバスケに関わるテスト(evaluation)があった。二時間かけて,基礎的な技術を見て,コーチ陣が採点しているようだった。ハルナは最近,開き直っているようで,表情も明るくなってきた。学校のいろんなことがだいぶ見えてきたからというのが大きいのだと思う。休み時間がほとんどないこととか,カフェテリアでの食事の仕方とか,どういうときにどういう先生が来るかとか,どのタイミングでトイレに行くかとか・・・ YMCAで好きなバスケができるようになったのもよかったろうし,5月の途中から,音楽の時間が体育の時間に変わったみたいだったこともよかったんだろうと思う。
 さて,テストだが,基礎的な技術のときは,ハルナの動きがちょっとぎこちなかったけど,コーチが合議のためか体育館から離れた後のゲームでは,大ブレーク!
 今,週一でやっているYMCAの練習のレベルがちょっと物足りないので,それに比べればずいぶん上手な子はいたことはいた。でも,たぶん,このプログラムに参加する子たちの多くは,町のバスケチームには所属していないんじゃないかと思った。チームに所属している子にとって,夏休みに週一で六回,それぞれ一時間,初心者もいて,なんていうのは,退屈なんじゃないかと思うから。そうはいってももちろんわからないけど。こっちでは,小学校の頃はとりわけ,スポーツを楽しむというのが何よりも優先する感じが強いから。6-8でもひょっとしたらそうかもしれない。
 コーチたちは本当に誉めまくる。テスト終了後,これからコーチになるという,ハルナの同級生のお父さんが寄ってきて,ハルナのことを誉めまくった。そういえば,シュントもYMCAのコーチにえらく誉められてたし。GreatとかAmazingとか抑揚はもちろん,身振りまでときにはついてくるのが当たり前って感じ。日本だったら,「お上手ですね」がいいところかな,初対面だったら特に。
 バスケに話を戻すと,テストの結果はわからず,来週からのプログラムでの所属チームが決まっただけ。よくわかんないけど,来週行けばわかるだろう・・・・

2009/06/10

初の観戦

 リスの鳴き声を聞いてお出かけをした後,イスラエル人家族と森林散策を楽しんだ後の話のつづき。
 ジレットスタジアムは,アメフトのニューイングランド・ペイトリオッツの本拠地だけど,アメフトのオフシーズンがサッカーのシーズンにもなっているみたいで,この時期は,ニューイングランド・レボリューションの本拠地として使われている。どうも質のいい人工芝らしいが,それはともあれ,2002年完成ということもあって,新しいし,アメフトは大人気なのでスタジアムもどでかい。68,756人も収容できるとのこと。
 チケットの料金も,サッカーはアメフトのざっと四分の一。
 で,そこに,レボリューション対NYレッドブルズの試合を見に行った。試合開始が6時で,それまでの間,スタジアム周辺のモールで食事をとり,ウィンドーショッピングなどをして時間をつぶした。シュントは,TwellmanというレボリューションのエースストライカーのTシャツに着替え,いざ観戦。 
 予想通り空いていた。ファミリーチケットというお得なパッケージ(ジャンキーな食事付き)があってお得だというのもあり,
一番高いエリア(チケット単独だと一人40ドルで,パッケージだと4人で140ドル)で観戦した。
 最下位争いのサッカーの試合だというのに,試合前には飛行機から人が落下傘で降りてくるは,女性シンガーが国歌を独唱するは,空砲は鳴らすは,さすがアメリカって感じ。
 試合は,前半ロスタイムにレボリューションが一点を入れ,後半はさらに三点追加し,4-0の圧勝。ひいきチームの勝利に,スタンドも盛り上がるし,子どもたちも(大人たちも)大いに喜んだ。前から11列目という,グラウンドに近い席だっ
たので,選手の声も時々聞こえてきたりした。遠くから見るよりもグラウンドが狭い気もした。ちょっと贅沢をしたが,レッドソックスの試合を見ようとすると,外野席だって倍くらいしてしまう。定価は安いんだけど,定価ではシーズン中ではまず手に入らず(ネットでトライしたことが何度もあるが,一人で立ち見とかならたまにヒットするが,四人だとまず無理)ブローカーから手に入れるというのが一般的だからだ。

シュントのサッカー

 シュントは,日本にいるときにサッカーチームに入っていたので,こちらでもやれるといいな,と思っていた。ただ,運悪く,今はシーズンオフ。たまに,アパートの敷地内のバスケコートでリフティングをやるくらい。
 アメリカでは,サッカーは「オンナコドモ」のするスポーツというイメージがあるらしく,男子プロサッカーとかは人気がないが(それでもけっこう強かったりするが),町に少年少女のチームはある。U-10からは,レベルに応じてグループ分けがされ,初心者中心で楽しむのが目的のグループ,楽しみながら試合もするグループ,けっこう本気で試合をするグループの大きく3つに分かれるらしい。
 6/1にグループ分けのためのテスト(evaluation)があり,家族で見に行った。夕方6時から8時の予定(サマータイムでもあり,8時でもまだ明るい)で,ミニゲーム中心と聞いてはいた。アメリカでのサッカーだし,子どもだし,とけっこう甘く考えていたが,開始直前には,予想以上にすごい数の子どもたちと,その親たちが集まってきた。子どもの数はおよそ90。8つのミニゲーム用コート(こっちは基本が芝生)が用意され,子どもたちは8グループに分かれた。
 基本はその8グループ内で組替えをしながら試合をするのだが,親たちはその間,コートからは遠く離れたところに追いやられ,評価は,Shrewsbury以外からやってきたコーチ,つまりそこにいる子どもたちのコーチにはならない人たちによってなされる。どちらも,親からのクレームを避けるための手段なのか,いずれにしても,公平な評価をしようというやり方だ。
 それより驚いたのは,一試合あたり15分くらいの試合をなんと8試合,しかも,子どもたちは8つのコートをほとんど休憩なしで巡っていくのだ。けっこうタフなシュントもさすがに疲れたみたい。「何のためにあんなにやるのか意味がわからない」と終了直後は愚痴まで出た(笑)。テストの結果は夏休み中に帰ってくるらしい。見た感じでは,初心者中心のチームになることはないだろうけど,一番上のチームに入れるかは微妙かな。

2009/06/09

選挙


 またも回顧録的ネタ。私たちの住むShrewsburyで,5月5日投票の選挙があった。選挙といっても選挙カーが走るわけでもなし,顔写真のある掲示板があるわけでもない。名前の書かれた小さな掲示板が,支持者であろう家の前に立っているだけ(写真左)。投票日が近づくと,町の要所要所で,支持者たちが横断幕を掲げたりしているだけで,特に呼びかける風でもない。この町は公共交通機関がなく,歩行者がきわめて少ないからかもしれないが,それにしても,黙々と選挙運動をしている。私の知らないところで立ち会い演説会や討論会は行われているのかもしれないが。写真右は投票日当日,雨の中での光景。
 下の写真は,町のタウンホール(役場)内に掲示された投票結果。あとから調べてみたら,マサチューセッツを含むニューイングランド地方は,市だと市長がいるようだが,町ではタウンミーティングで政策決定をするらしい。ただ,タウンミーティングでも,オープンなものと代議制をとるものとがあるらしく,町の中では比較的人口の多いShrewsburyでは,代議制らしい。
 ただ,私が気づいたのは,ModeratorとSelectmanとSchool Committeeくらいで,タウンミーティングのメンバーの選挙には気づかなかった。この3つの役職のうち,School Committeeは教育委員かなと想像できるが,残り2つはさっぱりわからない。辞書で調べてみると,Moderatorは議長,Selectmanは英辞郎にも出ていなかったがどうやら(都市)行政委員らしい。それぞれ任期は3年,議長以外は,毎年1人か2人選出しているみたい。その他にも,Trustees of Public Library(図書館評議員?)とか,Shrewsbury Housing Authority(公共住宅機関メンバー?)もあるけれど,たとえば地方税を上げるかどうかについては住民投票によって決定しているようだ。そして,2007年と2008年,Shrewsburyは二度にわたって増税(動産税と不動産税)の可否を問い,二度とも否決された。2007年は500万ドル,2008年は150万ドルだったが,2007年が5166:5577,2008年は3548:5215であった。2007年の使途はfunding the town and school budgets,2008年は,operating the Municipal Goverment and Public Schoolsとなっており,いずれの場合にもSchoolを強調しているように読める(戦略なのかもしれないが)。 2009年の今年は,さすがにこの不況下で増税案は問えなかったのかもしれない。
 日本の選挙制度とはずいぶん違うが,涙まじりに絶叫したり,土下座したりして投票を依頼する日本の選挙運動はあまり好きでないので,こっちの方がいいなって思った。見えないところで何しているかはわからないけど,まさか立ち会い演説会で土下座するアメリカ人はいないと思うし(笑)。

2009/06/08

フィールドデイ

 フィールドデイは,学年ごとに行われ,シュントの学年は,6/2の午後だった。9クラスで一クラスが20人強だから,ざっと200人の子どもたちということになる。ヨリコがボランティアには入り,私はカメラマンに。遊びのようといわれていたが,実際,たしかに遊びのようだった。というよりお祭りか。夏祭りとかに射的とかヨーヨーとかを子どもたちがいくつも回ったりするけど,射的やヨーヨーの代わりに,ホッケーゲームや綱引きやハードル競争があるという感じ。一番最初だけ,クラスごとに分かれるが,その後は,自分がやりたい競技(?!)を巡っていく。ボランティアの保護者以外はほとんどおらず,写真を撮るのがちょっとためらわれたほど。
 結論。運動会とフィールドデイを比べてはならない。




運動会とフィールドデイ


 5/23は,日本語学校で運動会があり,6/2には,シュントの学校でフィールドデイがあった。フィールドデイは,日本の運動会に近いけど,遊びみたいなものと聞いていた。ボストン日本語学校は,土曜日のみの補習校なので,運動会の練習などできるわけもなく,そのため,練習しなくてもできるような競技(徒
競争や綱引き,リレー)がほとんど。それも小学生から高校生までまとめて。しかも,本番前日になって,例のインフルエンザ問題のため,午後のプログラムは中止という連絡が入った。領事館から何らかの指導が入ったのかもしれない。お弁当はなくなり,ひょっとしたらさらに変更があるかもしれないという話だったので,中学女子リレーの選手にも選ばれたハルナは,運動会が開催されるか,リレーがなくならないか,気になってしょうがないようだった。結果的にリレーもなくならず,リレーの一番手で走ったハルナは,前を走っていた子が転倒するという幸運もあり,トップでバトンを渡せた。シュントは徒競走でほぼ同着一位だったが,二位という判定に不満気味だった(笑)。

  それはともかくとして,おもしろかったのが,観衆である保護者たちが,カメラを持ってズタズタとフィールドに入ってくるのだ(下の写真)。「観客席」という区分はほとんど意味をなしていない。もちろん,競技の妨げになるようなことはしていないし,特にトラブルが生じるわけでもないし,これでいいのだ。










 さて,遊びのようだというフィールドデイだが,それについては,次便で。

リスの鳴き声を聞いてからお出かけ

 昨日の日曜日は,朝から濃い一日だった。
 朝出かける前には,なんだかキィキィ鳴いているような音がするので,外をしばらく見ていると,なんと,リス。リスは,このアパートだけでなく,あちこちの公園などで見かけるし,車にひかれていたりしていて,日本でいうと,野良ネコみたいな存在。逆に野良ネコは見かけない。厳しい規制があるのではないだろうか。
 午前中は,ハルナの友だちの家族とともに森林散策。ESLという英語を母語としない生徒たちのための授業でハルナと一緒のイスラエル人とその家族。妹がシュントと同級生。どちらもESLは不要と思えるほど流暢に英語を話すんだけど・・・ ともあれ,偶然,この二家族の住まいが同じアパートの隣同士(階段は別だけど)だということがあるとき判明し,その前の週末から,家族同士で,出かけている,というか,こちらに来て一年半たっている隣人家族に連れて行ってもらっている(笑)。お父さんの職場がシアトルらしく,シアトルに9日,Shrewsburyに5日という生活を繰り返しているらしい。昨日は,冬はスキー場になる山を2時間くらいかけてのんびり歩いてきた。頂上からはボストンの町並みもぼんやり見えた。

 午後はジレットスタジアムへ行ったのだが詳しくはのちほど。