
両親そろって見学に行っていたのは私たちだけだったろう。ボランティアの保護者10名程度と,数名の参観者というところか。午前が5年生で午後が6年生ということだったので,12時ちょっと過ぎに会場の公園まで行ったが,すでに6年生の競技が始まっていた。ま,とはいっても,シュントのときと同じく,いくつかの競技を同時並行で行っていて,きわめてリラックスムード,エンジョイムード満載。シュントのときと違っていたのは,競技がすべて集団競技で,一見クラス対抗戦になっているようにも見えること。勝てば喜び,負ければがっかりなのだが,別に記録を取るわけでもなく,ルールもかなりいい加減で,勝ったのはずるをしていたからというケースも珍しくない。


おもしろいことはいっぱいあったけど覚えていることをとりあえず二つ。
一つは,野球のピッチャーになって投球をスピードガンで測るという競技。あ,これは個人競技だけど,チームごとにまとまって動いてはいた。で,そのスピードガンは,警官が持っている。警官がフィールドデイに協力しているのだ。ふだんはそいつでスピード違反の取り締まりをしているのだが,子どもが投げるたびに「Twenty-five」とか「Forty」とか,計測結果を口頭で言ってくれる。
もう一つは,二人三脚のリレー競技とかで,自分の出番が終わると,他のチームメートが競技中にもかかわらず,木陰に行って水を飲んだりしてること。競技を見ていないことすらある。

その他,やりたくなければ無理して加わらなくてもいいこととか,子どもたちの水の入ったペットボトルが芝生に散乱していること(これはシュントの時に見てたので驚かなかったが)とか,日本の先生や保護者が見たら間違いなく注意したり,声をかけたりするであろう事態が,とくにどうということもなく,あたり前のように展開していた。
ずいぶん慣れてきたつもりでも,まだまだアメリカンにはなれないなあ。ならなくっていいって?
そこでもし率先してペットボトルを拾ったら、どうなるんでしょうね?「おみ」さんは清掃業者だと思われるんでしょうか?
返信削除みきこさん。コメントありがとう。
返信削除書き方がまずかったかな。水の入ったペットボトルは子どもたちが持ち歩いていているもので,競技中にそれぞれの競技の会場(というより区画)近くにポイッって投げているって話。ボトルに名前は書いてあるんだけど,でも,芝生に埋もれちゃったり,途中の会場に放置したままになったりした挙げ句,よくわかんなくなっちゃうこともあるようです。最後にもしも放置されているような場合は,先生やボランティアの親を中心に,ボトルは回収されていますよ。
あ、なんだ、飲みかけの置きっぱなしって意味なんですね。
返信削除飲み終わったのをそのままグラウンドに捨ててってるの図かと思ったです。
さすがアメリカンは大胆だぜー!って思っちゃった。