2009/06/08

6年生のコンサート会場

 こちらの学校は,小学校は1-4年で終わり。その後は,5-6年のミドルスクールと,7-8年のミドルスクール,9-12の高校ということになっている。マサチューセッツ内でもいろいろなので,これが一般的というわけではない。
 でもって,先週の木曜日,ハルナの同級生たちのコンサートがあるというので,家族でコンサート会場(下の写真)に行ってきた。さて,ここで問題。 このコンサート会場はどういうところにあるでしょう。










 正解は,7-8のミドルスクール。座席はざっと700。ミドルスクールのauditoriumがこんなに本格的なものとは!! コーラスと演奏とがあり,写真のように座席はかなり満席に近い。こりゃ歌ったり演奏したりすると気持ちいいだろうなあ,と思ったしだい。
 どうもShrewsburyという私たちが住んでいる町は,この不況下で税金を上げないという選択をしたらしく,その結果,予算削減の影響が学校にも及んでいるとか。コンサートがらみでいうと,楽器の個人指導の費用が最近,有料化になったらしい。つまりこういうこと。ミドルスクールでは,音楽の授業で,バンドかオーケストラを選ぶことができ,選んだ生徒たちは,年に2回だか,こうした発表会で披露するのだが,音楽の授業内では,(おそらく時間の都合で)全体練習のみになり,個人のスキルは課外活動になる。この課外活動の部分が以前は無料だったのに,今は有料になったということ。しかも,1レッスン45分で24ドルだから,決して安くない。楽器も自前。
 で,お金がかかるからいやだとか,そもそも楽器なんてやりたくない(やらせたくない)という子どもには,音楽(演奏)の授業の代わりに,通常の授業をするらしい。日本だったら不平等だとか差別だとかいわれそう・・・
 ついでにもう一つ本格的,と思えるのが,下の写真。シュントの小学校の体育館だけど,バスケのスコアが電光掲示できるようになっている。
 パジャマデーなどに代表されるように,こちらの学校は,遊び心満載であるいっぽう,インフラは本格的,という印象。ただ,本格的なインフラは,生徒全員が享受できるとは限らず,場合によってはそれが,親の収入とかの問題に直結してしまうこともあるということ。

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