2009/06/10

シュントのサッカー

 シュントは,日本にいるときにサッカーチームに入っていたので,こちらでもやれるといいな,と思っていた。ただ,運悪く,今はシーズンオフ。たまに,アパートの敷地内のバスケコートでリフティングをやるくらい。
 アメリカでは,サッカーは「オンナコドモ」のするスポーツというイメージがあるらしく,男子プロサッカーとかは人気がないが(それでもけっこう強かったりするが),町に少年少女のチームはある。U-10からは,レベルに応じてグループ分けがされ,初心者中心で楽しむのが目的のグループ,楽しみながら試合もするグループ,けっこう本気で試合をするグループの大きく3つに分かれるらしい。
 6/1にグループ分けのためのテスト(evaluation)があり,家族で見に行った。夕方6時から8時の予定(サマータイムでもあり,8時でもまだ明るい)で,ミニゲーム中心と聞いてはいた。アメリカでのサッカーだし,子どもだし,とけっこう甘く考えていたが,開始直前には,予想以上にすごい数の子どもたちと,その親たちが集まってきた。子どもの数はおよそ90。8つのミニゲーム用コート(こっちは基本が芝生)が用意され,子どもたちは8グループに分かれた。
 基本はその8グループ内で組替えをしながら試合をするのだが,親たちはその間,コートからは遠く離れたところに追いやられ,評価は,Shrewsbury以外からやってきたコーチ,つまりそこにいる子どもたちのコーチにはならない人たちによってなされる。どちらも,親からのクレームを避けるための手段なのか,いずれにしても,公平な評価をしようというやり方だ。
 それより驚いたのは,一試合あたり15分くらいの試合をなんと8試合,しかも,子どもたちは8つのコートをほとんど休憩なしで巡っていくのだ。けっこうタフなシュントもさすがに疲れたみたい。「何のためにあんなにやるのか意味がわからない」と終了直後は愚痴まで出た(笑)。テストの結果は夏休み中に帰ってくるらしい。見た感じでは,初心者中心のチームになることはないだろうけど,一番上のチームに入れるかは微妙かな。

4 件のコメント:

  1. グループ分けテストに90人も集まるんですかーー。
    それに15分を8試合なんてへたな大会よりタフですね〜。

    テストなのに芝のグランドというのもうらやましいです。

    明日は2回戦ですよ、OWDと。

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  2.  匿名さん,コメントありがとうございます。
     90人といっても,人口3万人規模の町で基本的にこの一チーム(3つのレベルのチームに分かれるとはいえ)ですからね。たしかに,アメリカでこんなにサッカーやるのか,とも思いましたが,移民の国ですし,アジア(インド,中国が多い)やヨーロッパから移住してくる人たちは,サッカーが好きな人も多いだろうし,なんて思っています。
     芝のグランド,たしかにいいですね。というか,こちらには芝のグランドしかありません。贅沢ですよね。野球場もあちこちにありますが,やっぱり芝生です。シュントはまだまだ芝に手こずっていますが,日本に帰ったらまた手こずるんでしょうね。
     OWDといい試合ができるといいですね。今は何の大会なのですか?

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  3. 拓大が主催する大会で、昨秋のベスト16以上が参加できるけっこう大きな大会ですよ。

    OWDには残念ながら4-1で負けました。むこうはますますポジションを組んでパスをまわしてくるので手も足も出ないという状態です。

    ハルナちゃんはバスケのテストもあったんですねーー。

    いろんな交流を通じてじょじょにそちらの生活になじんで行く様子がわかります。

    がんばれーー!!

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  4.  拓大杯っていうやつですね。OWDはますます組織力に磨きがかかっているようですね。そのうち一泡吹かせたいですね。
     こちらでは学校の行事をはじめ一つ一つがはじめてのことで,おろおろしっぱなしです。ブログでは楽しかった結果が中心になっていますが・・・

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