2011/08/29

スーパーでの衝撃と本屋の店じまいのしかた

まずはスーパーの話から。よく知られているのは,レジで「いらっしゃいませ」ではなくHow are you?と言われ,「ありがとうございました」の代わりにHave a good day(night, oneなど状況による)!と言われることだが,私がそれより衝撃だったは,店内を物色しているところに,見知らぬ人が寄ってきて,何かと聞くと,銀行の口座を開かないか,と言われたこと。

その他,こっちに来てすぐに驚いたことの一つに,腐りかけた,ではなく,明らかに腐った野菜や果物が売っているということもある。しかも,何かのはずみで商品が床に落ちてしまったとしても,拾わない人がけっこう多い。

そうそう,それから,この近所のチェーンスーパーに,Stop & ShopとかPrice Chopperがあるんだけど,なんか名前がダイレクトすぎて,最初は店にはいるのにも若干抵抗を感じたほど。

一度Price Chopperでこれまた衝撃的なことがあった。知ってる人も多いと思うが,こっちではbuy one get one freeという売り方をよくする。日本人的感覚からすると,そんないっぱいいらないから一つを半額で売ってほしいのだが,半額セールというのはそれほど見ない気がする。まあ,とにかくいっぱい売りさばこうってことなのかもしれない。あるとき,イングリシュマフィンがbuy one get oneだと思って買ったのだが,レジをでてレシートを確認したら(毎回必ず確認しているわけではないが,財務担当として(!)けっこうマメに確認している),二個分の値段がついていた。敢然とレジに向かい,クレームを付けると,責任者っぽい人が来て対応してくれたのだが,なんと私が買ったのは,buy one get two free・・・freeの前がoneではなくtwoだったのだ!! ということで,もう一個取ってきてくれれば値引きするよ,って言われ,すごすごともう一個取りに行って,引いてもらって店を出たのだが,どうも釈然としない。最後の部分だけ見れば,一個品物を取ってくれば,一個分値段を引くということ。何で物が増えて金額が下がるの??? 要するに,レジで品物を三個スキャンしないと一個分の値段にならないようになっていたわけだ。極端な話,三個買って,一個店の外で捨てた方が,二個買うより安いってわけ。「ワタシニハ,リカイデキマセ~ン」

話変わって,本屋の閉店の話。日本でもニュースになっていたようだが,ボーダーズという本屋のチェーン店が経営破綻で,うちの近所の店も閉店となった。閉店セールがあって,物がへって行くにつれ割引率も上がっていくというのはまだ理解の範囲だったが,驚いたのは,下の写真。



気づいただろうか。赤地に白で書かれた50%OFFはそこの棚の物が半額ですよ,という意味。それはいい。ちょっと目立たないが,本棚のそちこちにオレンジの紙にサインペンで小さく何か書かれている。よく見ると$80とか書いてある。なんだと思ってよく見ると,つまり,その本棚そのものも売りに出しているというわけ。「予約済」が貼られているのもある。中には,高いところにある本を取るための踏み台まで売られていたし,その他,いろんな本屋の備品が売っていたのだ!!

ま,合理的といえば合理的とは思うけどね。そういう意味では,2個より3個の方が安いことよりは理解可能だし,たまたまそのとき本棚がほしい人にとってはありがたい話だろうな,とも思う。

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