2010/12/20

ブルーマン,野球殿堂,エリックカール博物館

子どもたちの夏休みの最終盤,家族であちこち出かけた。

まず,28日はブルーマン http://www.blueman.com/ 。オフ・ブロードウェイからメジャーになったコメディー。ボストンは舞台との距離が短くていいと聞いていたが,たしかに迫力はあったかな。前の方の座席は濡れることもあるのでポンチョが配られるのだが,私たちは残念ながら(!?)濡れなかった。事前にどんなものであるか多少は知っていたので,濡れるくらいでないとインパクトも小さめ(笑)。東京公演もあるようだけど,ボストンだと2-3000円安く見られるって感じかな。子どもたちもまあまあ楽しんだと思う。

で,29日は,NY州のクーパーズタウンへ,子ども二人と三人で。妻は乗り気でなかったので,留守番。クーパーズタウンといえば野球の殿堂Baseball Hall of Fame http://baseballhall.org/で有名,というか,それ以外ではなんでもない田舎町。わが家からは,西へ車で3時間半。有料道路のI-90を降りてから,ナビのいうとおりに進んでいるにもかかわらず,本当にこの先にあるの?って思うくらい木以外に何もない道をけっこう走った。

上で,「野球の殿堂」としか書かなかったけど,正式名はNational baseball Hall of Fame and Museum。日本選手が米殿堂入りみたいな記事があったりするけど, http://www.daily.co.jp/baseball/kanemoto/2010/04/27/0002919911.shtml
日本での活躍や記録は米殿堂入りには結びつかない。正式名の最後のMuseumの方に,日本で記録を出した人の一部も展示されているということ。もちろん,Museumには,米国での野球における大記録を作った人たちのグッズも展示されている。

まず,下にあるのが,ゴールドグラブ。イチローの名もある。というか,イチローの名前は,現役選手における三塁打数,打率,盗塁数のトップテンとしても挙げられている。それから,8年連続200本安打の記念バットその他は,マリナーズ用の小さなブースに収められているに過ぎない。


次はノーヒッター一覧。 ドジャース時代とレッドソックス時代の野茂の姿も。


私たちが行ったときは,昨年のチャンピオンの立役者,松井のパネルがでかでかと展示されていたが,今はもう違う展示になっているだろう。


日本からのものとしては,このようなものが。


とらきちさん用にもいちおう撮ってきた。


クーパーズタウンのダウンタウンは,とても小さいけど,野球一色に染められていた。一方,近くに静かな湖があって, のんびりとひなたぼっこをするお年寄りや,写生をする人たちがいて,いかにも「野球の町」ですといったケバケバしさが一帯を覆っていないのがよかった。


 そして,30日,夏休み最後の日は,エリックカール博物館に四人で行った。わが家から車で一時間半程度西に行ったアマーストという町にある。ここはヨリコが以前から行きたがっていたところ。エリックカールは絵本が何冊も日本語訳されている。

外から見ると建物自体大きく見えたし,実際,広々してたけど,展示物はそんなに多くなく,あっさりしたものだった。本も日本語訳されていないのが(少なくとも土産屋には)ほとんどなかったらしく,ヨリコも少しがっかり気味。レストランも休業。夏休みの最終日でもはや観光客も少ないのか。


 てなわけで,わが家の夏休みも終わったのだった。





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