2010/09/22

イエローストーンとヨセミテへの家族旅行(9):マウントラシュモア

マウントラシュモアに着いたのは夜8時くらい。9時までライトアップがあるというので,宿に向かわずに行ってみようということになったのだった。自動車専用道を降りて薄暗い坂道を登ったり降りたりしながら,観光客なんかいるのか,と思っていたが,とんでもない!! マウントラシュモアの手前の町はぎらぎらネオンがちらついていて,西部劇の町をそのまま明るくしたような感じ。マウントラシュモアそのものも,まあ,こんな時間に,どこからこんなに人が来てるんだ,というくらいに観光客であふれていた。四人の大統領の顔の下には屋外映画館のような施設があって,私たちが着いたときちょうど上映が始まった。ま,以下にアメリカが素晴らしい栄光の歴史を歩んで来たか,っていうもの。

そうそう,この四人の顔については,遥菜がなかなか見つけられず,やっと認識できたときに言ったのは,「なんかもっとおっきいのかと思ってた!」

夜9時を過ぎていたのでここでは食事を取れず,宿のあるラピッドシティ(ぎらぎらしたところよりちょっと遠い町)というところまで行き,宿を見つけた上で,その近くのテイクアウトできる店を探そうとした。が,ナビ(こっちではGPSと呼ぶ)が教えてくれたところに目的の宿がない!! じゃあ,さきにテイクアウトができそうな店に行って宿の場所を聞こうということになり,開いているか疑わしかったがとりあえず明かりがついている店に入ってみた。なんと10時閉店ギリギリセーフ! 店のお姉さんに宿の場所も確認し,何とかチェックイン。

翌日は,3時過ぎのフライトまで特に予定がなかったので,昼間のマウントラシュモアにも行ってみようということになった。マウントラシュモアは入場料がなく,その代わり,その年の年末まで何度でも入れる駐車場利用料を10ドルとるというシステムなので,二度行く敷居が低かったのもある。

昼間ももちろん,人だかり。外国人観光客もいるけど,アメリカ人も多かったと思う。日本でいう伊勢神宮みたいな感じだろうか。アメリカ大好きアメリカ人が,四人の大統領を拝みに行ってるんじゃないかなあって思ったので。

おみやげ屋さんも「アメリカ土産」がいっぱい。ボストンでアメリカっぽい土産を見つけるのってけっこう難しいけど,ここならわりと簡単。敷地内にあるカフェで昼食をとり,女性陣のリクエストでソフトクリームを食べ(なんだ,けっこうあるんじゃん!),ラピッドシティの空港に向かったのだった。グランドティトンでレンタカーを借りて,8日間で1400マイル弱。このあとサンフランシスコでは5日で600マイル程度だったから,今回は14日間でざっと2000マイル(3200キロ)のドライブだった。去年の旅行は11日間で2400マイル(4000キロ弱)だったから,運転疲れは少なかったけど,日本の旅行だとちょっと考えられないなぁ。


サンフランシスコへの直行便はなく,また,最初に予約したソルトレークシティ経由がキャンセルか何かになった(旅行の前に代替便に変更)のもあって,いったん,東のミネアポリスに戻ってサンフランシスコに向かった。ミネアポリス空港では,通路を歩く人の動きに合わせて紅葉(映像)が動く仕掛けがあって,子どもたちが夢中になっていた。

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