2009/12/11

「ゆとり教育」ここにあり


息子の学校で,ツリープロジェクトの発表会があったので夫婦で行ってきた。子どもたち一人一人が別の木を担当し,それぞれにポスターをつくって展示していた。まるで学会のポスターセッション。同級生たちだけでなく,よく知らない大人(友だちの親)にも説明する。暗記している部分と虎の子に頼る部分があるが,質問されたらそれにも答える。

シュントも,相手にどこまで伝わったかは別にしても,不安げな態度は一切見せずにプレゼンしていた。もはやかなわないかも・・・ なかには,私の発表聞きに来ませんか,って大きな声で呼びかける子も。

いずれにせよ,これが3年生。一方で,算数は一桁の加減乗除をくり返しやらせたりしているし,体育に相当する科目ではほとんどお遊びのようらしいし,日本人のシュントには楽勝。いわゆる「ゆとり教育」を徹底したらこうなるんじゃないかって気がした。ただ,日本はグループ学習が大好きだけど,こっちは3年生で単独発表。クラスの人数が20人程度っていうのもあるけど,ポスター発表だったら人数もあまり関係ないだろう。ああ,でも日本の教室は狭いなあ。

漢字をやらない分の時間があるにしても,こうしたことの積み重ねが,スピーチ力や交渉力につながっているのではと思ったしだい。少しばかり衝撃を受けた。

ついでに,水曜未明からの大雪で学校が休みになった日,こっちで初めて作った雪だるま(子ども二人による作品)の写真。そう,こっちの雪だるまは三段なり。にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ東部情報へ

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